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修理・対応事例SOLUTION

急にインターネット接続が出来なくなった(2)

個人事務所の4台の有線接続PCの内、1台がネット接続できなくなったと言う過去の出張サポートの例で説明します。パソコン、ネットワークケーブルあるいは、ルータ、スイッチングハブの いづれかに問題があるはずです。
まずは、"急にインターネット接続が出来なくなった(1)"で試したように、問題のパソコンでpingコマンドを使用してルータと通信が取れているか確認します。このケースでは 通信が取れていませんでした。この事務所ではルータと8ポートのスイッチングハブがつながっており、スイッチングハブから各パソコンに有線接続と言う構成です。

左の写真は実際のものと違いますが、スイッチングハブとPC背面のLANケーブルが接続されているLAN端子です。

本来、パソコンとハブの両方と も点灯しているはずですが、点灯していない場合、LANケーブルかPCのLAN端子、あるいはハブ側に問題があります。
まずは、LANケーブルを正常に動作している ものと交換してみるのが手っ取り早い問題切り分けの方法です。(このケースではLANケーブルに問題があったため、交換して修理完了しました)

ちなみにLANケーブルが不良かどうかはケーブルテスターで確認を取ります。テスターのLEDが両サイド共に点滅を繰り返していれば正常と言う ことになります。LANケーブル不良であれば、必要な長さのケーブルを作ります。

LANケーブルの作成には専用工具が必要です。左下の写真はLANケーブル作成に必要な圧着工具とコネクタ。その他にLANケーブルが必要です。

スイッチングハブの特定のポートだけ故障するケースもあります。その場合、開いている他のポートを使用するか別のハブと交換する必要があります。

パソコン側に問題がある場合、ソフトウエア上の問題がハードウエア上の問題か切り分けが必要です。デバイスマネージャー一覧にネットワークアダプタが正常に表示さているか 確認します。X印や!マークが付いている、あるいはネットワークアダプタと言う表示が無く、不明なデバイスと言う表示がある場合は無効になっているか、正しいドライバー が適用されていないと言うことです。正しいドライバーを入手してインストールする必要があります。(メーカーからダウンロードするか、PC付属のディスクからインストールします)
デバイスマネージャー一覧にネットワークアダプタが無い場合、パソコンに内蔵されているLANアダプタの故障です。この場合、ハードウエア上の問題ですから、修理が必要です。

上記の説明は、ほんの一例です。その他にもパソコン側のIPアドレスの設定の問題、セキュリティーソフトのファイアウオールによるブロック等、色々な事が原因してることがあります。

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